スプリンターズステークスを配当という観点から分析すると、過去10年で万馬券決着が無いというデータに目がいきます。すなわち、あまり波乱の期待出来ないレースということが出来ますが、馬券対象になった馬の人気を詳しくみていくと、1番人気馬から3番人気馬で順当に決まったことが2回、1番人気馬から3番人気馬の2頭が3着以内に入ったケースが6回もあり、更に過去10年の全ての年で1番人気馬から3番人気馬が3着以内に入らなかったケースは無いことが分かります。これは上位人気馬の安定性が、ことスプリンターズステークスにおいては非常に高いことを示しています。 これは中山競馬場の形状が特殊なため展開の予想や巧拙の判断が付け易いこと、また短距離路線の拡充によって、夏から秋に行われるステップレースが多く各馬の力量把握が比較的行い易いことが原因と考えられます。 またスプリンターズステークスは国際レースという側面ももっていますが、近年でもっとも荒れた印象のある2010年のレースは、1番人気であった外国馬が大敗した代わりに、10番人気の外国馬が1着となったレースでした。確かに勝った馬は前走で大敗しており狙いにくかったのは確かですが、スプリンターズステークスにおいては外国馬を無条件に切ってしまうのは危険な行為でしょう。 外国馬の場合、情報量の多少という点で予想が難しいと言えますが、近走が悪くても実績のある馬には十分な注意を払いたいものです。これはスポーツ新聞だけに頼った予想や、実績の扱いが難しい予想ソフトだけに頼らずに専門紙などの情報を取り入れることも必要ということを暗に示しているといえます。
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第10回のジャパンカップダートは、見事にエスポワールシチーが押し切り完勝で、初の中央GⅠ制覇を果たしたレースとして記憶されています。またこのレースは、それまでのダート界を牽引していたカネヒキリや、ヴァーミリアン、サクセスブロッケンを完封しきったことで、ダート界における世代交代を現実のものとしたことで、関係者や競馬ファンに一種の衝撃を与えたレースでもありました。エスポワールシチーは、このレースの勝利によって初の中央GⅠタイトルの奪取に成功しただけではなく、現役最強のダート馬としての地位を確固たるものにしたのです。 エスポワールシチーは、馬名からも想像し易いようにシチーの冠でお馴染みの友駿ホースクラブの管理馬です。友駿ホースクラブは一口馬主として競馬ファンのあいだでは有名な存在で、エスポワールシチーは1口1万円で500口、総額500万円の馬であったことから、膵炎と羨望を集めた存在でもありました。 エスポワールシチーのジャパンカップダート制覇は、友駿ホースクラブにとってタップダンスシチー以来のGⅠ制覇になったこと。鞍上の佐藤哲三騎手によってもタップダンスシチー以来のGⅠ制覇になったこと。またエスポワールシチーの父であるゴールドアリュール産駒にとっても初のGⅠ制覇になったことで、多くの関係者が喜び、大きな祝福を贈る勝利となったのです。 タップダンスシチーとエスポワールシチーを比較すると、芝とダートという路線の違いはありますが、鞍上に佐藤哲三騎手を迎え、その力強い先行力を武器に圧倒的な押し切りを図って勝つというスタイルが重なって見えます。本格化した時期の遅かったタップダンスシチーと違いエスポワールシチーは4歳でダート界に覇を唱えたこともあり、これからの活躍が期待されています。
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熊本県の荒尾市の人口はたった5万人でそれほど大きい街ではないでしょう。そこに荒尾競馬場はあります。 小さい街の競馬場ではありますが、とても歴史が古くて、1928年に創設されてから、移転もせずに地方競馬の中では一番古い歴史がある競馬場でもあるのです。しかも営業努力を日々続けていて、他の地方競馬場がこの不景気のあおりで赤字になっているにもかかわらず、1997年まで黒字経営をしていたと言いますからこれは努力の現われです。しかし最近は残念ではありますが、やはり赤字になっていて、賞金もかなり少なくなっていて、ダートのグレードレースはそれ自体がなくなりました。 でも荒尾競馬場はそれでも人気を戻したいと思って、毎年レディースジョッキーズシリーズを行っています。JRA、地方競馬の女性の騎手を招いて、ポイントを争うというレースなのです。これは荒尾競馬が企画しただけ出なく地方競馬全体の企画です。2009年には水沢競馬場、荒尾競馬場、高知競馬場という順番で6レース実施されていました。このときばかりは競馬場に多くの人が集まります。 予想屋たちもかなり白熱した予想を考えてくれます。地方競馬には5連単勝式の一攫千金を狙うことが出来る馬券も存在していますから馬券の購入さえ上手に行けば、億万長者になることも夢ではないのです。 確かにそれほど頭数が多くはない競馬なのですが、少しのお金で大金を手にすることができるというのは、競馬の最大の楽しみです。悪徳競馬予想会社に大金を使っているくらいなら、少し旅費を出して、荒尾競馬予想を楽しんでみると言うのもいいかもしれませんね。
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中山競馬場は1月に1年の1番最初の開催があります。金杯からスタートするのです。金杯はお正月休みの名物的なレースになっています。有馬記念が終了した後に、長い場合には、中央競馬は2週間は開催されないので、中央競馬に飢えている人たちが、中山競馬場に来ます。 ちなみに地方競馬は年末も開催されており、名物になっているのは、大井競馬の東京大賞典となっています。この時期は道はとても混雑して、駐車場も入れません。昔は街道に競馬の予想屋も多く並んでいたのですが、近視になったのでかなり寂しい状況になっています。だから予想屋がいる大井競馬場や南関東、園田競馬場、高知競馬場といった地方競馬場はとても楽しみかたが違っていて楽しいんです。 そして3月から4月、皐月賞に2回、3回が開催されているのですが、この2-3回の中山開催が主となっています。東京開催が2月に行われている中山競馬は馬券もとても難しいでしょう。コースは小回りで直線に急勾配の坂がありますから、小回りなのに逃げで、先行馬が途中で止まってしまって、差し、追い込みになることもよくあります。 東京競馬場は直線が長いのですが、意外と先行馬が、活躍しているのと比較すると、小回りの中山競馬場はとても気持ちいい差しで決着がつくことも多くて、中山競馬場に行って、生で見ることはとても価値のあることです。秋に行われるスプリンターズSですが、最大の山場は年末に行われている有馬記念です。この有馬記念はぜひとも競馬新聞を片手にもって叫びながら見たいレースばかりです。
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今は地方競馬の経営状況がかなり悪化していますが不況の影響があります。安藤騎手がでた笠松競馬や、岩田騎手が出た園田競馬なども、どこでも今は売り上げが減少しているので、存続できるかどうかがかなり危ないところです。その中で南関東競馬だけはほかと比べると頑張っています。人口が関東で多いことがメリットになっていますが、それだけではなく、営業に関しても努力を怠らず、売り上げを常に維持し続けているのです。 企画でよかったのはナイター競馬です。中央競馬にもないナイター競馬は独特な楽しみ方を提供して人気です。中央競馬との交流レースの回数も増やしていて、人気ジョッキー、人気の馬を呼んで少しでも巻き返そうとしています。 ですが、中央競馬との交流レースを増やすと言うのは実は地方競馬にとっては諸派の剣でもあるのです。中央競馬の強い馬が来るので、賞金を全部持っていかれるかもしれないというデメリットもあります。でも来場者自体が増えるのはメリットになりますから、地方競馬ももう背に腹は変えられない状況まで来ているのでしょう。地方競馬と中央競馬の交流レースは馬券を購入する人にとっても、大きなチャンスが隠れているレースです。 基本は中央競馬の馬がレベルが上だといってもいいのですが、まれに地方競馬でも中央競馬くらいのレベルの血統馬が交流レースに入ってくることはあります。これは厩舎側の自信の表れかもしれませんが、自分たちの腕がすごいことをアピールしているのかもしれません。いい血統がそろっている船橋川島厩舎ではよくあることですが、これは見ている人モ積極的に頑張って行きたいレースですね。
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長距離のGⅠレースは障害レースを除くと、菊花賞と天皇賞春の2つが現在は行われています。いずれも京都競馬場のコースを使用し、菊花賞は秋のクラシック3冠の最後を飾るレースとして、天皇賞春は春の古馬長距離レースとして有名ですが、近年の生産界の事情もあり、現在は長距離GⅠを勝つことが強さの証明には繋がり難く、ステイヤー不遇の時代とも言われる中、天皇賞春を回避し安田記念や宝塚記念に向かう有力馬や、菊花賞に参戦せずに天皇賞秋に参戦するなど、レベルの低下が問題となっています。 クラシック格言では、最も強い馬が勝つと言われる菊花賞。しかし現在は3冠の可能性のある馬を除いて、有力馬は天皇賞秋に出走する事が多いため、比較的荒れる傾向となっています。しかし強い馬は確実に馬券に絡むのもまた事実であり、出走馬のレベルの見極めによって、馬券戦略をかえる事が重要となってきます。 天皇賞春も春を代表する最強古馬決定戦レースとして、高い格式と人気を誇っていましたが、近年はレベル低下による波乱が増加傾向にあります。2002年頃よりその傾向が出始めており、人気薄の菊花賞馬や前走調子を落とした馬の好走など、実力馬不在となると予想が困難といえるのが近年の天皇賞秋の特徴です。 いずれにしろ近年の長距離戦線は中心となる馬が不在になる事が多く、GⅠレースも例外ではありません。中心となる馬がいるかどうかの見極めを行い、不在の場合は手広く購入を行う事が必要になってきます。
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ダービー・オークス・ジャパンカップと華やかなレースが行われる東京の2400m。 ダービーは最も運のある馬が勝つという格言がありますが、やはりクラシックレースの頂点として、馬の早熟性と相応の実力は必要です。過去に青葉賞・プリンシバルステークスから出走した馬の勝利は無く、皐月賞からの直行組みが近年では断トツです。この2つのレースを使った馬は現在の所マイナス材料と言えるでしょう。やはり最高峰のレースのため明らかな格下の馬が来る事は少なく、人気馬を絡めて購入を行っていく事が必要になってきます。 対照的にオークスは牝馬の最高峰レースながら、牝馬レースで最も長い距離を走るため、波乱の要素が多いのが特徴です。血統を理由に距離が不安視されている馬や、実績の無い馬などが絡む事も多く、幅広く馬券を購入する事が必要になってきます。 秋に行われるジャパンカップは、現在国内で最も高い賞金額を誇るレースであり、開設当初は外国馬の活躍が目立つレースでしたが、近年は出走外国馬のレベルが低下し、国内馬の活躍が非常に目立ちます。予想の判断材料の少ない外国馬の見極めが必要となってきますが、外国馬のレベルが低下傾向の現在では、むしろ不安定な外国馬は押さえに留め、安定した国内実績馬を軸に絞るのが最も有効な馬券戦略と言えるでしょう。 いずれのレースも東京の2400mというコースながら、逃げ馬でも馬券に絡む事は決して少なくはありません。直線の馬群捌きと展開が鍵となってくるレースと言えるのが、この東京2400mの特徴です。
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秋は秋華賞・エリザベス女王杯・天皇賞秋が行われます。 牝馬クラシックの最後を飾る秋華賞。浅い歴史の中で第一回開催から万馬券と波乱の傾向が強く、2008年も3連単1000万馬券が出るなど、波乱の要素が高いレースと言えます。毎年夏競馬で活躍した牝馬の上がり馬よりも、春クラシックで活躍した実績馬の絡むケースの方が多く、トライアルで大敗した馬でも好走する事もあるため、手広く馬券購入を行う必要があります。 エリザベス女王杯は京都の2200mで開催される、牝馬3歳以上が出走可能なレースです。古馬実力馬などは、このレースに出走せずに天皇賞やジャパンカップなどに向かう事も多いため、人気薄の好走も目立ちます。この秋の京都牝馬GⅠでは、近年は関東の小島厩舎の栗東滞在の結果注目されており、2008年2009年を制覇したことで、同厩舎と馬の栗東滞在も買い要素として押えておく必要があるレースと言えるのが特徴です。 東京2000mで行われる天皇賞秋、過去は3200mで行われた同レースは秋の有馬記念・ジャパンカップとならび古馬3冠レースの一つとして、最も人気のあるレースの一つです。やはり見所は最初のコーナーの位置取りであり、角度のある最初のコーナー争いが激しく、先行馬は内枠を引けば引くほど有利な展開となります。基本的にトップクラスの馬が揃うため、枠順の利はそれほどありませんが、先行できる強い馬が内枠に入った場合、最も有利な条件となるのがこの東京2000mなのです。
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2000~2200mで行われる中距離GⅠ。春は皐月賞・宝塚記念などがこれに該当します。マイルやスプリント戦と違い、テンのスピードよりもスタミナとスピードのバランスが求められ、日本の競馬レースの中でもファンに最も人気のある距離と言えるのが、この中距離GⅠレースです。 皐月賞は春の牡馬クラッシク第1弾として中山2000mで開催され、最もスピードのある馬が勝つと言われる格言が存在するほど、早熟の中でも時計2分を切る事ができる、完成されたスピードが馬に求められるレースと言えます。基本的に内枠先行馬有利と言われていますが、牡馬クラシックの特徴といえる固めの傾向はこのレースも同じです。しかし近年ではサニーブライアンやキャプテントゥーレの勝利など実力馬不在時には、大波乱も起こっています。中心となる馬を見極め、実力馬不在時には人気馬には絶対的な過信は禁物と言えるでしょう。 春の総決算レースとして開催される宝塚記念は、ファン投票で馬が選出されます。当然実力馬が集いますが、人気の盲点となる実力馬が活躍する事が多いのも特徴です。また内回りコースを使用するため最後の直線が短く、当然先行馬有利であり4コーナーで上位に位置してない場合、実力馬でも届かない事が多いため、コースの位置取りも重要になってきます。切れる脚よりも、スピード・持ち時計・持続力のある馬を中心に購入を行うのが、阪神2200mでは有効になってくるでしょう。
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阪神・東京が主体で行われるマイルGⅠですが、それ以外にも京都ではマイルチャンピョンシップ、中山では朝日杯フューチャリティステークスが行われます。両者共に秋に開催されるGⅠであり、マイルチャンピョンシップは秋のマイル王決定戦として、朝日杯フューチャリティステークスは、2歳牡馬の王者決定戦としての位置付けが特徴です。 中山1600mは枠順によるコース不利が多いと言われ、断然内枠有利の傾向が比較的強いといえるのが特徴です。そのため近年2歳有力馬は最終週に開催される、ラジオNIKKEI杯2歳ステークスに出走を行うという、皮肉な結果になっているのが現状です。2歳王者決定戦と言う事もあり、早熟性と速い時計を持つ実力馬を中心に比較的固めの傾向が強いと言えるのが、朝日杯フューチャリティステークスの特徴と言えます。 マイルチャンピョンシップでは外回りを使用する京都コース。このレースは以外にも武豊が一度も勝った事のない(2着・3着は有り)レースです。年齢的に武豊の勝利は厳しいといえ、人気馬に乗っているようであれば、馬単や3連単の1着は無いと考えてもよいかも知れません。直線は外回りのため直線が長く、切れる脚が要求されます。歴代の馬券に絡んだ馬を見ても、連覇や2年連続で馬券に絡むなど、比較的マイル適正のある実績馬を中心に、全体的に固めの傾向で決着する事が多いのもこのレースの特徴といえるでしょう。天皇賞秋をステップにする馬が多いのも近年の特徴と言えます。
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