阪神ジュベナイルフィリーズについて5
牝馬限定の若駒女王決定戦として行われている阪神ジュベナイルフィリーズですが、近年は名牝への登竜門として認知されています。ウオッカ、ブエナビスタ、アパパネなどの活躍をみれば、それも素直に納得がいくことです。しかし一方で、このレースを人気薄で勝利した馬は、その後大成しないというジンクスがあるのをご存知でしょうか。思い出せない方は、次から列記する馬をみて下さい。スエヒロジョウオー、アインブライド、タムロチェリー、ショウナンパントル。いずれも人気薄でこのレースを勝利した馬ですが、いずれもその後1勝も出来ずに引退しています。
8番人気で2005年の阪神ジュベナイルフィリーズを制したテイエムプリキュアも、このジンクスに当てはまった馬と見られていました。2006年から2008年まで走り続けますが、二桁着順も多く誰もがここまま・・・と思っていました。実際に前年で3着に好走した2009年の日経新春杯で引退が発表されていたのです。
しかし49キロという軽量を生かしたテイエムプリキュアは、思い切った逃げを打ち2着以下に3馬身もの差を付けて快勝してしまうのです。考えて見れば直前の秋にもアルゼンチン共和国杯で4着に好走しており、長距離での適性の高さを覗かせていたのです。日経新春杯の勝利は、鞍上の荻野騎手にとっても初重賞制覇となり嬉しい勝利となりました。
その後、テイエムプリキュアは再び惨敗を続け人気を落としますが、ブエナビスタで鉄板と呼ばれた2009年のエリザベス女王杯をクィーンスプマンテとともに大逃げをうち2着に残り大波乱を生み出しました。その後テイエムプリキュアは引退してしまいますが、見事にジンクスを打ち破った馬だったのです。
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